信販業者の実態
こうしたことは、信販業者のビジネスの実態を分析するとさらに明らかになる。
業界最大手のN社では、五十三年二月に、消費者金融部門を子会社(マネーショップ)として独立させた。
このこと自体は決して誤りではないが、問題はそのビジネスの内容である。
N社は、Nマネーショップを何と、単なる一加盟店と同じ位置づけにしたのである。
信販会社と加盟店(小売店)の関係は、ふつうプラチナカードを持つ客から物品をクレジットで購入したいとの要望があれば、これを信販会社に伝え、信販会社が与信の可否を判断し、与信となれば、顧客の購入代金から一定の手数料(加盟屠手数料)を差し引いた金額を、顧客に代わって加盟店に立て替え払いを行なうというものである。
N社とNマネーショップの関係はまったくこれと同様。